前田真三賞受賞作家による“はかなき時が作り出す風景”
「うたかた」とは水に浮かぶ泡。
または儚いもののたとえに使われる言葉です。
風景も一瞬たりとも同じものはなく
刻々と移ろいゆく様は儚いもの。
観る方それぞれの生きる時間に、風景の「うたかた」を重ね、
心を彷徨わせて楽しんでいただけたらとと思います。
【サイズ】
B5判横型、ソフトカバー、80ページ
【発売日】
2018年7月20日
安念余志子(あんねん・よしこ)
富山県南砺市生まれ、在住。東京写真大学短期大学部(現東京工芸大学)卒、風景写真家、竹内敏信氏に師事する。砺波市にて写真スタジオを経営しながら作家活動を行う。各カメラ雑誌に作品を掲載する他、写真の審査なども手掛ける。著書に『古寺愛歌 井波瑞泉寺の四季』、『春はめぐりて となみ野 古寺愛歌』『光のどけき』(弊社刊)がある。個展多数開催。日本写真家協会会員。
