海、山、森……潤いと光満ちる屋久島
東西約28km、南北24kmの中に標高1,000m〜1,900mの高山を多数有する屋久島。海上からの湿った空気を高山が受け止めて「ひと月に35日雨が降る」といわれるほど雨の多い島でもあります。多雨は亜熱帯から亜寒帯までの豊かな植生を育み、深い森を作り上げています。著者は特殊な気候が織りなすこの島の魅力の全貌を捉えるべく、延べ1万時間以上撮り続けてきました。オリジナルな視点で表現された屋久島の新たな魅力がいっぱいの作品集です。
【サイズ】
B5判横型、ソフトカバー、104ページ
【発売日】
2018年5月25日
秦達夫(はた・たつお)
1970年4月20日生まれ、長野県飯田市(旧南信濃村)出身。写真家・竹内敏信のアシスタントを経て写真家として独立。撮影対象は屋久島や尾瀬などの自然を中心に、地元の祭や職人、海外の風景など多岐に渡る。写真集に『山岳島 屋久島』(日本写真企画)、『遠山郷霜月祭 あらびるでな』(信濃毎日新聞社)。