湿潤な空気を持つ雪国で、
多感な年頃を過ごしてきました。

待ち遠しかった雪解け、
まぶしい夏の日差し、
一瞬の輝きを見せる秋。
そして再びの雪が
すべてを包み込んでいく。

今になって、ふとあの頃の記憶と
目の前の景色が重なり合うことがあります。
そんな瞬間を求めて
これからもカメラとの時間旅行を続けていきます。
（斉藤のりこ）


【サイズ】
天地230ミリ×左右240ミリ、ソフトカバー、80ページ

【発売日】
2017年6月9日

斉藤のりこ（さいとう・のりこ）
山形県出身、東京都在住。2007年に雑誌『風景写真』（風景写真出版）に出会い、撮影ツアー等に参加。その後、鈴木一雄氏の主宰する「一の会」に入会し写真を続けている。ニットデザイン・手芸講師の傍ら、物語性のある自然風景を目指して撮影している。