八十枚の写真で描く、桜の物語
公園で、田んぼの脇で、川べりで。春に満開の花を咲かせる桜は、つねに人々の生活に寄り添い、時に心をなぐさめてくれる、日本人にとっては特別な樹木です。著者は日本全国を巡り、有名・無名を問わずその土地に暮らす人々が大切に守り育ててきた桜を撮り続けてきました。本書ではその集大成として、80点の桜作品を掲載。中には2018年に103年ぶりに新種と認定され話題となった「クマノザクラ」も収録されています。大きなサイズの桜写真は、観る人それぞれの感情を受け止めてくれます。春のプレゼントにもぴったりな作品集です。
【サイズ】
天地250ミリ×左右260ミリ、ハードカバー、128ページ
発売日:2019年3月1日
鈴木一雄 (すずき・かずお)
1953年福島県生まれ。法政大学法学部卒。自然界が発しているさまざまな聲を五感で受け止め、その物語を描くことに精力を傾ける。 写真集に『─日本列島─花乃聲』『─日本列島─季乃聲』『櫻乃聲』など多数。 “写真による自分史つづり”を提唱し、フォト寺子屋「一の会」を主宰する。(公社)日本写真家協会会員。
